2026.10.29
『繊維ニュース』に当社のことが掲載されました。(R8.10.29)
お取引様各位
令和8年10月29日付、業界紙『繊維ニュース』特集「Topインタビュー」にて、当社のことが掲載されました。

社長 片岡大輔 氏
2027年に創業100年を迎えるマスダは、基幹事業の定番生地・製品販売と並行して「生地だけじゃない」新たな事業領域の拡張を進める。片岡大輔社長は新規事業の確立に向け「社員一人一人の力が不可欠だ」とし、人材確保や育成といった攻めの一手を打つ。顧客の要望にシームレスに対応するため、製販のあらゆる独自機能を伸ばす。
当社は27年に創業100年を迎えます。生地屋の範疇を越え多様なニーズに即応するために、あらゆる挑戦を続けています。
「攻め」の部分では新規事業の確立や新たな取引事例を増やすことが重要です。社員一人一人の力が不可欠なため、人材確保に注力します。新卒にこだわらず自社縫製拠点「丸の内Labo.」の人員拡張を含め中途採用も進めていっています。
「守り」で重視するのは、デジタル化による業務効率化への取り組みです。新たな事業が進むにつれて、仕事の手順や中身も変わるはずです。部署や拠点だけでなく全社で情報共有を図りつつ、業務改革を推進します。
売上高は前期比6%超で推移したものの、前期(26年3月期)まで3期連続減収だったため、全く満足はしていません。23年3月期の売上高81億円を軽く超えていく力をつけることが成し遂げなければならないことです。現在はまだ途上であり、さらなる加速を目指します。
商品別にみると、生地・製品ともに伸びています。生地は定番品が横ばいですが、別注が増えています。営業員の細やかな対応と当社の日本製へのこだわりが信頼となって、顧客から評価頂けていると感じています。
製品の受注増により新規顧客との接点が増えています。定番品に限らない適時・適品・適量供給機能をフル活用できる人材の育成が課題です。当社の「そんなこともできるのか」を広く皆様に知っていただきたいです。
国内の生地販売を展望すると、前向きな要素は乏しく勇気を持ったチャレンジが必要です。差別化を進めるために、多様な角度や視点で付加価値を見つめ直す必要を感じています。
例えば暑さ対策への機能を持つ生地は遮熱性や遮光性、通気性の要望が多いです。ここに満足せず、次を見据えて新機能を備える生地の開発が必要と感じています。もちろんこれまで世の中に存在して来なかった目新しい機能性を生み出すことは簡単に出来ることではありません。発想を柔軟に暑さの中で不快に感じる部分をどうすれば軽減できるかと考え、新たな価値をご提案していきたいと考えています。
衣料品やユニフォーム、雑貨、資材向けなど用途によって生地に求められる条件は異なります。用途や使用環境に何が最適かをより深く考える機会ともなっています。生地の企画精度を高め、顧客の皆さまの新製品開発や製品での適量供給に貢献していきます。顧客の要望を迅速に反映できる丸の内Labo.は、幅広い製造事例があります。
特殊なカメラ器材や検測器を携帯できるショルダーバッグ、車いす用のシートカバー、リハビリ用途の多機能クッションなどさまざまなニーズを具現化できている好事例です。
ガーメントプリントサービス「マルチナプリント」も含めシームレスに顧客の要望に応えていく形は確立できつつあります。その一方で、まだまだ伸び代も感じています。営業レベルの向上はもちろん、多様なサービスの浸透度を高めることが重要です。一つ一つの実績を積み重ね、顧客から当社への信頼へとつなげていきます。
もう一つの高度化戦略として、縫製・加工といった協力工場との深い連携や、国内産地と顧客をつなげていくことも重要です。顧客と産地、そして協力工場を当社のさまざまなサービスが「つなげる」ことで進化を実現していきます。
十数年振りに愛車を買い替えた片岡さん。同じ車種のミニバンにしたが、座席の空調やタッチパネルの操作、運転の補助など、進化を実感した。お盆休みに新車で2泊3日の家族旅行に出発。歴史が好きな片岡さん一家は、パワースポットとして知られる埼玉県秩父市の三峯神社や山梨県甲府市の武田神社、神奈川県の小田原城などを訪ねた。20時間以上運転したが、家族のつながりや新たな思い出というプライスレスなモノやコトも手にできたもよう。
繊維ニュース 2026年10月29日付 11面より転載