2025.07.31
『繊維ニュース』に当社のことが掲載されました。(R7.7.31)
お取引様各位
令和7年7月31日付、業界紙『繊維ニュース』特集「全国テキスタイル産地Ⅱ」にて、当社のことが掲載されました。

社長 片岡大輔 氏
当社は”生地屋”としては国産の合繊生地を中心に展開し、北陸産地と密接な関係を築いてきました。長らく国内縫製にもこだわり、”製品定番”商材の販売を続けてきました。国内の縫製企業との協業事例も豊富で、今も強いパイプを保持しています。長年培った連携の力で、国産にこだわった良質な商材・製品の提案精度向上を図ります。
北陸産地との連携で中核となるのが福井営業所(福井市)です。1990年代から“産地企業の脱下請け”機運が高まりました。産地企業の脱下請け化をサポートする目的で始めた“福井定番”は25品番に広がっています。ポリエステル製を中心にツイル、サテン、アムンゼンなどの織物に加えて、ラッセルなど北陸ならではの経編み地までそろいます。今後も酷暑が続くことを考慮すると、ニット商材の拡充も重要です。営業所を開設して60年以上が経過していますが、北陸産地との連携の深さは当社の大きな強みの一つと言えます。現在、福井営業所に加えて本社の戦略推進室も参画し、産地企業と独自性の高い商品企画と、顧客に利便性の高い販売戦略の立案を進めています。
日本各地の縫製企業とのネットワークも、当社の大きな強みです。生地の適量販売の強みを生かし、顧客の求めるものを適量で製品化していく機能をさらに磨いていきます。衣料品のみならず、雑貨や介護・資材向けなど、それぞれの分野に適した協業先があるため、高品質な独自性の高い商品を高品質で生産可能です。
顧客の多種多様な要望に向けて別注生地の提案からオリジナル商品の製品化まで産地と連携し“シームレス”で高度な供給を実現していきます。
繊維ニュース 2025年7月31日付 6面より転載