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2021.01.26
『日本製・国産アイソレーションガウンのご紹介と解説』
<目次>
・当社が日本製(国産)アイソレーションガウンの販売を行う理由
・医療用ガウンについての基本解説
・当社展開の医療用ガウンのラインナップ
・国内縫製工場の皆様へのお願い
新型コロナウィルスが一時的に収束の気配を見せていましたが、再度感染者拡大の様相を見せています。感染によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔み申し上げますとともに、罹患されている方々に心よりお見舞い申し上げます。また、最前線で対応されている医療従事者の皆様、そして、保健所など関係するすべての皆様に対しては、心より感謝申し上げます。
当社は、平時より繊維・生地をカラーストックし、販売を続けて参りましたが、このコロナ禍においてはアイソレーションガウン向けの素材要望を大変多く頂きました。また、同時に普段お取引している多くの国内縫製工場の皆様が通常のオーダーが少なくなり大変お困りとの声を伺いました。そこで、当社としてアイソレーションガウンを企画し、医療機関ならびに福祉施設に販売させて頂いております。
政府も含めて多くの企業が防護服・サージカルガウン・アイソレーションガウンの増産に尽力されていますが、感染者の再拡大も懸念される中、医療機関や福祉施設の皆さまからは、なかなか供給が追い付いていないとのご意見も頂戴しております。供給が追い付かない一つの要因は、適した生地の調達にあると言われています。当社は、アパレル向け防寒衣料(ダウンジャケットや中綿コート、アウトドア向け透湿防水ウェア、スポーツレインウェアなど)用生地の取り扱いを得手としており、アイソレーションガウンに転用が十分に可能な素材を豊富に展開しております。また、アパレル事業としてアパレル製品定番の他、介護用ウェア・検診着などについての生産を行ってきておりますので、ガウンを生産するノウハウも有しております。その為、当社も“生地の専門家”として国内縫製工場の皆様と連携し、アイソレーションガウンの適時供給に取り組んで参ります。つきましては、当社が販売を行っている商品ラインナップをご案内させて頂きます。
医療用ガウンの中にも用途やシーンに応じた種類があり、適さない用途で誤使用された場合、人命に関わることになりますので、当社展開のアイソレーションガウンをご紹介する前に、医療用ガウンの基本的な部分の解説をさせて頂きます。
参照元:日本経済団体連合会ウェブサイト
(https://www.keidanren.or.jp/announce/2020/0424.html)
※残念ながら、当社の力不足の為、現在のところこのタイプは製造出来ません。
用途:感染現場消毒などに使用するもの
必要な規格:JIS規格 T8115 タイプ3~6のいずれかに適合するもの
(参考)JIS T8115 タイプ3:液体防護用密閉服
JIS T8115 タイプ4:スプレー防護用密閉服
JIS T8115 タイプ5:浮遊固体粉じん防護用密閉服
JIS T8115 タイプ6:ミスト防護用密閉服
備考:全身をカバーするが着脱が容易ではないため、長時間の作業時に使用。
※残念ながら、当社の力不足の為、現在のところこのタイプは製造出来ません。
用途:手術室などで使用されるもの。
必要な規格:アメリカAAMI ※厚生労働省ではレベル2以上を調達。
備考:規格適合が確認出来ないと医療現場での利用が困難。
(参考)AAMIレベル ※AAMI(米国医療器具振興協会)
用途:医療現場で使用されるもの。ウィルス感染防護として使用。
診察ならびに簡易的な処置などの際に使用されるもの。
必要な規格:特になし。
備考:①撥水性があり、②長袖で袖口がすぼんでおり、③前面が覆われ開口部がなく、
④着脱が容易(後ろがひも状であるなど)であれば、新型コロナウィルス対応
の現場で使用可能。
当社の展開する日本製(国産)アイソレーションガウンは形が2種類、生地のタイプは透湿防水機能付き不織布タイプが1種類と洗濯可能な織物タイプが6種類あります。生地は在庫ストックしており、医療用ガウンは各種タイプを受注に合わせ現在継続的に生産を行っていっております。現在、納品に多少のお時間を頂いておりますが、国内の縫製工場の皆様と連携を取り、一日も早い納品対応を進めてまいります。
【製品型】
・政府推奨タイプ
・着脱容易タイプ(当社オリジナル型)
当社オリジナルタイプのアイソレーションガウンの特長は、首元後ろにあります。
政府推奨型は首元のパイピングと紐が一体型になっているのに対して、当社オリジナル型は紐を直接縫い付ける形にしています。この形にすることで紐が千切れやすくなっているため、脱ぎ捨てが容易になっています。
※上記の他、介護現場などでは「本格的なアイソレーションガウンタイプだと大袈裟なので、スモックタイプを作りたい。」「これまで繰り返し使用していたものをこういったときだけに使い捨てタイプに切り替えたい」といったご要望に対しても極力柔軟に対応して参ります。是非遠慮なくご相談ください。
【使用生地一覧】
・不織布タイプ
使用素材:①<SF2020> ポリエステルスパンボンド+透湿防水フィルム
展開色:白 1色
特徴:・ポリエステル不織布にポリエチレンフィルムをはり合わせているので不織布単体の
ような繊維の隙間は無いため、液体を通さない安心感があります。
・過酷な医療現場において着用する際に少しでも蒸し暑さを解消する透湿フィルムを
使用しています。
・表のフィルムは耐薬品性に優れたポリエチレンタイプを使用しています。
・織物タイプ(撥水加工素材)
使用素材:②<TM-22> ナイロン100%(日本製)裏面コーティング
③<CHN-210> ナイロン100%(中国製)裏面コーティング
④<AG-4000> ナイロン100%(日本製)裏面コーティング
⑤<RS-7024> ナイロン100%(日本製)裏面コーティング(廃番)
⑥<TM-750W> ポリエステル100%(日本製)コーティング加工無し
⑦<ECO-8> ポリエステル100%(日本製)コーティング加工無し
展開色:<TM-22>33色展開 <CHN-210>30色展開 <AG-4000>24色展開
<RS-7024>18色展開 <TM-750W>30色展開 <ECO-8>21色展開
特徴:②~⑤のタイプは裏面にコーティング加工をしている素材であり、より安心感の高い
素材です。その代わり、通気性が無い為、過酷な現場においては蒸し暑さを感じるか
もしれません。⑥~⑦のタイプは、裏面をコーティングせず、シレー加工(生地面を
熱と圧力で潰し、通気性を制御する加工。通常はダウンジャケットのダウン・羽毛の
吹き出し対策として用いられる加工です。)を施してあります。コーティングほどの
密閉性が無い為、安心感の点でコーティングを施した②~⑤に劣りますが、逆に密閉
性は無い為、ガウン内が蒸す感覚は⑥・⑦の方が軽減されると思います。使用される
シーン・緊迫度合いによってお選び頂いています。
以上のような形で、当社が展開する生地・素材と国内の縫製工場さんのお力を組み合わせながら販売を行っております。どのタイプがニーズにマッチするのかが分からない場合なども含め、当社の展開する日本製(国産)アイソレーションガウンにご興味頂いた方は、下記ボタンからアクセス頂き、遠慮なくお問い合わせください。
現在、当社の展開する日本製(国産)アイソレーションガウンに対して、多数のお問い合わせを頂いており、更なる縫製背景を求めております。当社の日本製(国産)アイソレーションガウン生産にご関心を頂いた企業様は、是非下記ボタンからご連絡お願いします。