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2024.10.01
新たな加工手法「マルチナプリント」のすゝめ
「マルチナプリント」は、従来のプリント手法でつきまとった
様々な制約を取り除き、又、これまでは表現することが出来なかった
繊細かつ鮮やかなデザインや表現を可能とする新たなプリント手法です。
「マルチナプリント」は、マスダ株式会社が繊維のプロフェッショナルとして
長い歴史を紡ぐ中、積み重ねてきた糸・生地・縫製についての豊富な知見を基に
更なる進化を続けていきます。
従来のシルクスクリーンプリントは1色ごとに「版」が必要で、
フルカラー対応は出来ませんでした。
しかし、マルチナプリントは色数の制限がありません。単色・多色問わず対応が可能です。
これまで”単色でしか表現できないとあきらめていたデザイン”を、
多色使い、あるいはグラデーションで表現することも可能です。
貴社のコーポレートロゴなどを
より色彩豊かなものに。
マルチナプリントなら
刺繍のような仕上がりだって可能⁉
既存のフルカラープリント(ダイレクトインクジェットプリント)では、
プリントを行うボディ(製品)の色が濃色の場合、プリントがくすんでしまい
イメージと実際の出来映えに差が生じることがありました。
しかし、マルチナプリントは特殊な加工処理によって
ボディカラーに影響を受けることなく、色を鮮明に表現することができます。
ダイレクトインクジェットプリントの場合はコットン製品、昇華プリントの場合は
ポリエステル製品へプリントを行う事が基本でした。
このようにプリント手法によって相性の良い素材は異なることが一般的です。
しかし、マルチナプリントの場合はコットン、ポリエステル、ナイロンなどの
幅広い素材に対応が出来、素材の違いを問わない仕上がりを実現できます。
従来のカッティングシートプリントと呼ばれる手法では、機械でシートの縁をカットする為、
細かいデザインのプリントは困難でした。
マルチナプリントは、曲線や細かい文字など意匠を凝らしたデザインも表現可能です。
筆で書いたようなかすれなどの表現も可能です。