画像の加工手法は… 部分昇華転写プリントです！

最初に専用の転写紙にデザインを印刷し、それをプリントしたいアイテムにプレスして高温の熱をかける事で、転写紙のインクを気化させ、生地に色を浸透させる手法です。
身近なところでは、アイロンプリントも同じ要領でできています。
ポリエステル素材にフルカラーのプリントをしたい方にオススメです。
また、【全面昇華転写プリント】と異なり、既製品にもプリント可能です。

利点

• ・フルカラー対応でグラデーションや細かいデザインを表現出来ます。
• ・版を必要としない為、1枚から作成可能で、仕上がりも早いです。
• ・転写紙に置いたインクを直接生地に浸透させるので、生地のもつ風合いや通気性が変わりません。
• ・インクの剥がれやひび割れが無いので、長く繰り返し使えます。

注意点

• ・原則として、白のポリエステル100%の素材にのみプリント可能です。濃色生地へのプリントは、プリント部分に生地の色が影響してデザインが見えなくなる可能性があります。
• ・太陽光に長時間当てていると色あせが発生しやすくなります。
• ・プリントされたアイテムにアイロンや乾燥機などで熱をかけると、インクが再び気化してしまい、色落ちや色移りの原因となる恐れがあります。
• ・プリント時に、プリント箇所の周りにプレス跡がつく恐れがあります。
• ・既製品にプリントする為、縫製して縫い合わせた部分などには上手くインクが入っていかず、縫製箇所近くまでプリントしたいデザインには不向きです。

各素材との相性